校長挨拶
 
ごあいさつ
茨城県立下館第一高等学校附属中学校   校長  奈良 由紀子

 
下館第一高等学校附属中学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 下館第一高等学校附属中学校は、今年度、第4期生を迎え入れました。下館第一高等学校は1923年(大正12年)に茨城県下館商業学校として開校し、1949年(昭和24年)には、現在の茨城県立下館第一高等学校に校名を変更しました。その後の工業科や商業科の独立を経て、1974年(昭和49年)に全日制普通科となり、今年は創立100周年という大きな節目を迎えています。

 2020年(令和2年)に併設された附属中学校の第1期生として入学した生徒が、3年間の学びを終えて、今年の4月に高校へ入学いたしました。そして、附属中学校にも40名の新入生を迎え、各学年40名、計120名の中学生が、笑顔いっぱいに生き生きと学校生活を送っています。

 附属中から高校への6年間で、目標とする先輩の姿を身近に感じながら勉強や部活動に励み、他の中学生には経験できない様々な体験を積み重ねて、自主自立の精神や豊かな人間性を育む優れた教育環境が本校にはあります。6年間の中高一貫教育で、未来を担う地域のリーダーや、国際社会で活躍するグローカル人財を育成するために、本校では次のような生徒を育むことを目標にしています。

①   答えなき課題にも論理的な思考で探究を重ね、主体的にチャレンジする生徒
②   豊かな表現力やコミュニケーション力を身に付け、他者と協働しながら課題を解決できる生徒
③   未来のリーダーとして活躍できる、知・特・体のバランスのとれた生徒

 以上の3つの目標のために、ICTを駆使した授業、学校独自の地域と連携した探究プロジェクト活動「紫西アクティブ・ブライト・プログラム」、科学教育、国際教育など、特色ある様々な授業や活動を用意しています。ぜひとも本校のHPやスクールガイド等をご覧いただき、そして学校説明会等にもご参加いただいて、本校の理念とその素晴らしい教育環境をご覧いただければ幸いです。

 学校とは誰もが幸せに生きていくために必要な力を養う場所であり、人格形成の基盤づくりにおいても重要な場所になります。自分の得意なこと、好きなこと、興味があることに全力で取り組み、創立100年の歴史と伝統あるこの学び舎で自分の強みをみつけ、進路の実現に向けてチャレンジし続ける生徒を、本校教職員一同全力で応援していきます。人生の貴重な10代の時間を、ともに夢を語り合い、ともに高め合える仲間がいる下館第一高等学校附属中学校で過ごしてみませんか。

2023年(令和5年)4月